2月21日(日) 曇り by ヨガビジャ
じつは、先日ちーちゃんを病院に連れて行った話には後日談があるんです。
何度も巧みに虫下しの錠剤を吐き出すちーちゃんの様子に先生は異状を感じたのか、ちーちゃんの口をこじ開けて入念に中をチェックしました。
すると、
先生:口内炎ですね。
口の奥の方が赤くなってるでしょ?
だから薬が当たると痛くて吐き出すんです。
キヨ&よがび:ええっーー!?( ̄□ ̄;)( ̄□ ̄;)!!
薬で治るんですか??
先生:いえ、一度なったら一生治りません。
ノラの場合、止む得ないんです。
(口内炎のイラストを示しながら…)
ここまで進むと痛くてエサが食べられなくなり、
痩せて衰弱して死んでしまうこともあります。
この子の場合、まだ軽いですけどね。
キヨ:免疫力を高める免疫療法とかないんですかっ??( ̄。 ̄;)
先生:ありますよ。
でも100万円かかります。
それでも治る保証はないのでお勧めはできませんが。
キヨ&よがび:・・・・( ̄⊥ ̄lll) ( ̄- ̄; )
ショックを受けつつ家に戻り駐車場で車の扉を開けると、ちーちゃんは元気に私の膝から飛び降りてどこかに消えていきました。
その日の夕方、いつも通り富士見荘の玄関にやって来てご飯を食べて2階のキヨタカの布団の上で寝ていました。
そしてその翌日(昨日)の朝、私が2階のちーちゃんを覗きに行くといつもと様子が違います。
ふらふらと布団から降り、大儀そうに階段を下りるとエサには見向きもせず玄関へ向い、そのまま外へと出て行きました。
その日はその後来客がありキヨタカと3人で歓談していたら、庭師のN氏が食堂棟を開けて欲しいと来られ、その足元にはN氏についてきたらしきちーちゃんがうずくまって座ってます。
用事を済ませちーちゃんに「お家、入る?」と声をかけると、のろのろと扉の隙間から玄関の中に入りました。
そしていつものように私がちーちゃんの足を雑巾で拭こうとすると、声にならない声で嫌がります。どこかは分からないけど痛い所があるようです。
その様子が尋常ではないので心配だったのですが、病院は休診時間だしお客さんもいらしているし、とりあえず2階に寝かせてまた歓談に戻りました。
しばらくしてやはり気になって私が2階へ様子を見に行くと、布団の上で丸くなったまま動きません。
私が「ちーちゃん、起きてる〜?」と近づきそっと触れると、体には力がなくぐったりして弱々しく声にならない声で・・・(にゃー)・・・と鳴きます。
えー! ちーちゃん、どーしたのっ?( ̄□ ̄;)!!
と顔を近づけてよく見ると、口の四隅になにか汚れがついてます。
もしかして吐いたのかと思い周りを見渡してもなにもありません。
体を起こして抱っこしようとすると、痛がって声にならないしゃがれた音を出します。
たまに怒ったような・・(シャアー)・・・みたいな声にならない声も。
昨日先生から見せられた口内炎のイラストが脳裏に浮かび、これは大変なことになっているんじゃないか・・?( ̄- ̄; )と心配になり、キヨタカとお客さんの話の腰を折りちーちゃんのことを話したら、とりあえず病院に電話をしようということになり、診てもらえることになりました。
3人で車で3分ほどの病院にちーちゃんを連れていきました。
ちーちゃんの体を念入りに調べる先生。
よがび:先生、ちーちゃん、夕べから何も食べなくて鳴き声も出ないんです。
口の周りが少し汚れていて抱こうとすると痛がるんです。( ・・;)
先生:(ちーちゃんの肩辺りを触れながら)
昨日の注射、この辺りに打ちましたよね?
キヨ:はい、そこです。
先生:浮腫ができてます。
これが痛かったんですね。
注射針という異物が入ることで細胞が反応することがあるんです。
触ってみてください。
ほら、(お尻の方に触れながら)ここと違うでしょ?
キヨ&よがび:え? 毎年平気なのに・・・。
先生:予防接種自体(薬)が原因だったらすぐに症状がでるんです。
そういうこともたまに起こりますが。。
痛み止めを打っておきましょう。
キヨ:その注射は大丈夫ですか?( ・・;)
先生:じゃ、止めますか?
キヨ:・・・お願いします。
(注射中)
先生:・・・痛いとは思うけど、この子はちょっと大袈裟ですね。
痛い所があるのが気に入らなくて不機嫌なんです。
それに短気で怒りっぽい。
よがび:(内心…え? 先生、それって誰の話し???( ・・;)
Ki・・・?(自粛))
先生:今日この後、エサを食べなくても平気です。
お腹が空いたら食べるし、ネコは数日食べなくたって大丈夫です。
ネコはちょっといいものをあげるとカリカリとか食べなくなっちゃう。
わがままになっていくんです。
よがび:(内心/散々よがびのこと「冷たい」なんて言って〜・・)
誰のせい・・?(−_−メ)
精算と診療時間外に診ていただいたお礼を先生にして、家に戻りました。
その後、ちーちゃんは痛みが取れたのか、無口ではありますが2階から下りてきました。ご飯がほしいのか、廊下でじっと座っています。
とりあえずネコ缶を少しだけあげたら、ほとんど完食してお水を飲んだので安心しました。
まだ弱々しい感じだけど、「痛みに対して大袈裟」という先生の言葉に納得のいくものがあるので、しばし放置することにしました。
といっても、夕食前イスに座っていたよがびの膝に自分から上ってきたから、いつも通りになってきてましたけどね。。(先生の言葉に「甘えん坊」をプラスしてもいいと思う)
今回なぜこれほど狼狽えたかというと、私は数年前(ちーちゃんを飼う以前)、行倒れの子猫を助けようとここの病院に連れて行き、先生にお水の飲ませ方や体の暖めかたを教えてもらって看病したのに死なせてしまったことがあるんです。(この時先生は、あなたのネコでないのならと、実費しか受け取ってくれませんでした)
今回のちーちゃん、この時の子猫のぐったりとした様子と似ていたんです。
だから、また死なせちゃったらどうしよう・・・と。。
でも今回先生の人格猫格評価をきいたら、少し(もっと?)厳しくしても良さそうなので・・・
ちーちゃん、覚悟しなさい、よ。 ( ̄ー ̄)ニヤリッ
この子は病院の白ネコちゃん。
黒ちゃんは毎回会っていたけど、
この子とは初対面。
まだ子供です。
駐車場に着いたら出窓で日なたボッコしている姿がまるで
置ものみたいでした。(横に本物の置ものがあったし)
それで病院の扉の前で、
よがび:キヨタカ〜、この子、置きものみたいだけど本物よ〜。\( ̄∇ ̄*)
と大声で話しながら扉を開けたら、受付に座っていた先生が
先生:ちゃんと生きてますよ〜〜。^^
と出迎えてくれました。
この病院は、私たちにとって一番身近なオアシスです♪
最近のコメント