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ソロリトリートの勧め

7月5日(火) 曇り by ヨガビジャ


先日瞑想会を終えたばかりですが、瞑想会に限らずリトリートにおいても必ずと言っていいほど出る質問があります。

それは「日常生活ではどのように瞑想を続ければいいか?」ということです。

やはり誰もが、瞑想会やリトリートでの体験を維持することに苦労されているようです。この事に関してはいつもこのようにお答えしています。


1、気づき(プレゼンス)のワークは、朝起きて夜眠るまでずっと保ち続ける
  ことが必要です。(睡眠は自然に任せる)

2、1日朝晩2回、15分でもいいので毎日瞑想をする。

3、初めのうちは日常の行為のさなかでくつろぎを保つことは難しいので、
  ビーイングのワークでは特に、上記2の瞑想でくつろぎの感覚に浸り、
  常にその感覚を思い起こせるようにする。

4、毎週半日は自然の中で過ごす。

5、数ヶ月に1度ソロリトリートを行う。


5のソロリトリートに関しては、私やキヨタカがフーマンのセッションを受けにハワイに行った後は必ず、「日本に帰ってから何ヶ月後…」と明確なガイダンスが与えられていたことからも分かるように、フーマンはワークでの体験を自分の中で統合していくことをとても重視していました。

また、「いずれあなたの直観が開き始めたら、それがいつのタイミングなのか分かるようになるだろう…」とも語っていました。

フーマンなき今、誰もが自分自身でそのタイミングを知る必要があると思います。
今という時代は、私たちを目覚めへと誘うエネルギーが日増しに強くなっているようなので、私たちが静かに自分の内に耳を澄ませば、そのタイミングを感じ取ることはそれほど困難ではないように感じます。

ところでそのソロリトリートに関して、具体的にどのように行ったらいいのか分からない方もおられると思いますので、ここにまとめておきたいと思います。

これはあくまでも瞑想会やリトリートで味わった感覚を思い起こし、それを深めて消化・統合することを目的としています。

「する」という言葉を使いましたが、それはなにかの行為を通して達成するのではなく、ちょうど種を蒔いた花に水をあげてケアするように「成長に最適な環境を整えてあげる」、そんな感覚が一番しっくりくる感じがします。


1、自然環境
  ソロリトリート中は体を動かすことも大切です。
  自然の中を散策したり、泳いだりできる自然環境があるといいでしょう。

2、生活環境
  できるだけ他人との接触を避けサイレンス(沈黙)で過ごすことが可能で
  プライバシーが保たれる環境が望まれます。
  (TV、携帯、パソコン等、外部との接触は断つこと)
  費用の問題もありますが、キッチンが付いたコンドミニアムなどは理想的
  でしょう。
  ホテルの場合、食事が他の宿泊客と一緒で日常感覚に戻り易いため、
  できるだけ離れた席に座るか、素泊まりにして食事は購入、もしくは持参
  したものを自分の部屋で食べるなど、工夫することも必要です。
  また、一般的なホテルなどでの食事では多過ぎたり胃に重過ぎて向かない
  ことが多いと感じます。

3、用意するもの
  フーマンは祭壇を作るといいと言っていました。
  テーブルに布を掛けキャンドルや花、クリスタルなどを置き、神聖さを想
  い起こすスペースです。これは自分の部屋の一角に作ることも勧めていま
  した。小さくて構いません。お香やセージを焚いてもいいでしょう。
  (焚き過ぎ注意。スプリンクラーが作動します!)

  そして、自分のワークに合った音楽。
  自分に合った音楽を普段から用意しておき、日々の瞑想の中で使用してい
  るとそのスペースに入り易くなります。 

  五感に通して、気づきやくつろぎ、ハートのスペースなどを思い起こす
  助けとなるものを<リマインダー>として使うといいでしょう。


以上。

ソロリトリートは日常生活から完全に切り離されることにより、パーソナリティ(自我)としての自己から離れる大きな助けとなります。

私たちは普段、誰かの父であり、妻であり、息子であり、どこかの会社の社員であり、ヒーラーであり・・・etc.
あるいは、自分は、関係性で悩んでいる者、自己嫌悪する者、または、想いが実現してハッピーな人、腹を立てている人等々・・・必ず何者かとして生きています。

それらのすべての役割やある体験を味わっている誰かさんを落とし、ただ自分自身で在るための時間とスペースを持つ、それがソロリトリートです。


余談になりますが、フーマンはキヨタカのセッションでこう語っていました。


 私をフーマンとして見ないように。
 
 私をフーマンにすると、

 あなたはキヨタカになる。
 
 
フーマンは生徒を、表面的なパーソナリティとしての自己から分離させ、可能な限りその人をその人自身の本源へと導こうとしていました。

そしてその本源においては、フーマンもキヨタカもヨガビジャもありません。

しかし日常では、他者の存在が自分を今までの自分(の役割)に引き止めるため、パーソナリティとの同一化を落とすことは非常に困難です。
そしてこのパーソナリティ(自我)こそが、私たちの魂が望む生き方や人生の選択を阻みます。

ですから、瞑想会やリトリートでの体験を深め統合すること、アイデンティティのシフトを助けるという意味において、ソロリトリートは不可欠だと感じます。

それから外側のリーダーが不在のソロリトリートは、私たちが自分の内なる声の導きに目覚める機会にもなりえると思います。

そのような観点から、瞑想会やリトリートに参加された方には数ヶ月に1度のソロリトリートをお勧めします。

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コメント

以前からソロリトリートを行いたいと考えていましたが、来月の2日から4日まで、ソロリトリートを行うことにしました。ヨガビジャさんとキヨタカさんから教えていただいたところで、ゆったりと過ごしたいと思います。教わった宿はすでに満杯なので、他のところになってしまいますが。

修善寺でのリトリートや、新宿での瞑想会では、よい瞑想状態に至りやすいですが、日常生活でそれを維持するのは、確かになかなか大変です。そのためにもソロリトリートが必要ですね。

ソロリトリートで大切な要点を書いていただきありがとうございます。参考にさせていただきます。

普段は自分のアイデンティティにとらわれがちですが、ソロリトリートでそこから離れていきたいと思います。

私は何度かソロリトリートを行いましたが、自分が納得できる環境(経済的、エネルギー的、時間的etc)を見つけるまでには随分時間がかかりました。

また、ソロリトリートの回数を重ねて慣れてきたり、自分のワークのプロセスが移行していくと、必ずしもここにあげたことをシビアに守らなくても自然にそのスペースに入ることができるようになります。
ですから上記は、初めのうちのガイドライン程度に考えてください。mustではありません。

自分の経験上、大切なのは結果を気にしないことだと思います。ワークというのは自分でも気づかないところで深く浸透していることがありますから、起きたこと、起きなかったことを自分で評価しないで、ゆったりと構えているのがいいでしょう。

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