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ミッション・インポッシブル

2012年10月24日(水) 晴れ  by キヨタカ

先日の日誌の通り、ヨガビとスカイプをした。

 

ヨガビ:「せっかく日本から来たのだから、質問したらどう?作務衣を来て目立てば、指名される…(プッチン)…」

…と途中で回線が自動的に消滅(このホテルはWifiが弱い)した。

しかし新たなミッションが下された事は了解である。

そこで日本から持って来た「作務衣」を身にまとい(…ウム謙虚な私なのに、ど〜しても目立つ(^-^;)一時間以上前から並んでようやく前から2列目の席を確保。

 

第一のミッションは完了だ。

問題は次のミッションbomb

 

質問せよ!」

今回は質問があってムージの所に来た訳けではないので、「質問せよ」と言われても非常に困る。

「禅問答」とは、訳の解らない問答として有名だが、同じ様に「アドヴァイタ問答」というのがある。(私の造語ですが・・・)


こちらは何を質問しても、返答は同じで「あなたは既にそれだ!」と言うところへ導かれる例のヤツ。

まあ、オチが既に決まっている古典落語の様なものだ。

ムージは伝統的なアドヴァイタの系譜だから、当然落としどころは同じだ。

ヨガビは「ジョンの時と同じ質問でもいいよ」と言うけれども…

キヨタカ:「私にマスターは必要ですか?」

ムージ:「そういっている貴方は誰か?あなたのサットグルは既にあなたの中にいる!」

とか言われてしまうに決まっている。

そこでとりあえず目立つ様に手を挙げて、指名されたらその場のノリで何か質問する作戦を立てた。

ほどなく満員の会場にムージが現れた。

マスター席に座り、ナマステをして、質問を促す様に参加者を見渡す。

通常はそこで参加者が手を上げるのだが、それでは積極的なスペイン人の間では目立たない。

そこで、まだナマステをしている最中にさっと手を挙げた。…フライングである。

「オッ!ムージがこっちを見た!!」

しかし「この次はあんたね」というジェスチャーだけして、別の人に指名が行ってしまった。

他の参加者のフライングの方が、私より遥かに上手だった。

よしそれじゃ、と次の質問で手を上げたら…「ムージ!」と声をあげた質問者の方へ。

「オッ、その手があったのか!今度こそ!」と再び手を挙げたら…

 

今度は涙を流して手を挙げている人へ。

 

涙にはムージも弱いようだ。

よし今度の今度の今度こそと思っていたら、質問が終わらないのに質問席でスタンバイする強者が現れて…

遂には他の人の質疑応答の真っ最中に、泣きながら壇上に駆け上がってムージに抱きつく女性も現れてしまって、、、。

優しいムージは、壇上から追放する事もなく、質問者を差し置いて彼女の話を聞いてあげたり…etc.

そういうわけで、想定外の行動をするスペイン人の前では完敗。

ミッションはインポッシブルとなってしまった。

どうやら想定外の気質がスペイン人はある様だ。

想定外の建物を創ったガウディ、想定外の顔を書いたピカソ、想定外の訳のわからないミロ等々、

UnknownImg_1085460_41985361_0_2 

 

 

 

 

 

 

領土を侵略するにしても、隣国はまだしも地球の裏側まで侵略するのは日本人にとっては想定外だ。

 

しかし、サットサング終了後にムージと両手でしっかり握手をしたので、私としては今回のミッションに充分満足している。

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コメント

無字(ムージ)には手の付けようがありませんね。えっ?握手をした?なんじゃ!すでに手が付いているではありませぬかpaper

 ローマ人のごとく振る舞うのも大変だけど、スペイン人のごとく振る舞うのはもはや無理そうですね…。


 きょう僕は、リトリートでよくご一緒させていただいているAさんが出展されている展覧会を、上野の美術館に見に行ってきました。
 本当に素晴らしかった! じっと見ていると、構図の奥に描かれた「空」へ、自分がふわぁ~と行ってしまいそう。

 もし瞑想ホールにあの絵があったら、皆が「I AM」の次元へと引き連れられるかも知れません。(禅寺の雲竜図より効果があるかも)

 本当に、余計な質感や重感から解き放たれた、新しい時代の作品だなと感じました!

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