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ネタバレなしで

2012年12月13日(木) 晴れ by キヨタカ

今度のスペシャル・ナイトイベントで登場するジョーゼフ・キャンベルは、映画監督のジョージ・ルーカスに大きな影響を与えたと言う。
 
その代表作が「スターウォーズ6部作」なのだが、私はまだ観た事がない。 
 
今更観るのも気が引けるのだが、昨晩意を決して第一作目を観た。
Starwars4_convert_20100210222657
 
昔懐かしいゆったりとした解り易い展開で、さすがに面白い。
 
しかし非常に有名な映画のため大体のあらすじは知っていたので、驚きや感動が少なくて残念だった。 
 
 
公開当時に映画館で観ていれば、かなり感動していたかも。
 
SF映画の醍醐味は、ストーリーがどの様に展開するかを予想しながら、当たったり外れたりをハラハラ・ドキドキしながら観るところにある。
 
その映画を深く読み解く批評家的な見方をする楽しみもあるが、それは後からDVDで何度でも観れる。
 
しかしネタバレした映画だと、どんなに優れた映画でもハラハラ・ドキドキ感は失われてしまう。 
 
人生も映画も、先の展開が解らないからこそ面白い。 
 
 
「人生は既に完璧に決まっている」という、覚者がいる。
 
私もそうした覚者に色々と尋ねたことがある。
 
しかし、「それでは、来年の今月今夜、私が何をしているか教えて下さい。」とどんなに突っ込んで尋ねても、決して教えられない。
 
「あなたが来年の今日何をするか既に完璧に決まっている。でも事前に知る事は出来ない。なぜならあなたはそれを事前に知る事ができない事も決まっているからだ!…」などと言われてしまうのがオチである。
 
「な〜んだ、それじゃ<未来は決まっていない>という教えと同じじゃないか!」 
と、多いに落胆した。 
 
「未来が解ったらどんなに素晴らしいだろう!」と思い、手相や星座占いに大枚をはたいた時期もあった。
 
しかし実際は映画と同じで、先の事が解ったら人生はつまらないものになってしまう。
 
「一寸先は闇」だからこそ、人生はハラハラ・ドキドキの連続で面白い。 
 
しかし人生は単なる偶発の連続ではない。
 
後から振り返ると、そこにはそれ以外の人生ではありえない一貫した絶妙なストーリーが展開しているから不思議だ。
 
「本当に長い紆余曲折を通り抜けた今 こうして探求の足跡を振り返ると、偶発的に起こり続けた様に思われる人生の一連の出来事も、実はその背後に見えざる高次元の力が介在していた事が良く分る。」
 
これは「恩寵の扉が開くまでPart3」の最終章に書いたものだが、これまでの自分の人生を振り返った時に肌で感じた個人的体験だ。
 
ところが先日ジョーゼフ・キャンベルのYouTubeを観ていたら、哲学者ショーペンハウエルの言葉を引用して同じ事を語っている場面に遭遇した。
 
 
 
「人が高齢に達して人生を振り返ってみると、そこには、まるで小説家が意図的に構成したかのように、一貫した筋道や計画があったように見えることがある、とショーペンハウエルは指摘しています。 
生起した当座は偶然でほとんど意味がないと思われた出来事が、一貫したプロットの構成に不可欠の要素になってしまっている。
すると、そのプロットを考え出したのはだれか…(略)」
 
そういえば、スティーブ・ジョブズの有名なスタンフォード大学卒業でのスピーチでも同じ様な事を語っている。
 
 
 
「未来に先回りして点と点をつなげて見ることはできない。
君たちにできるのは過去を振り返ってつなげることだけなんだ。
だからこそバラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで必ずつながっていくと信じなくてはならない…」
 
確か小学校の教科書にも載っていたと思うが、高村光太郎の詩「道程」も実は同じ事を語っていたんだな〜と、今更にして思う。
 
「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る ああ、自然よ父よ 僕を一人立ちにさせた広大な父よ…」
 
さらに、旧約聖書には「神の計画」に関するこんな言葉もある。

わたしは あなたがたのために立てている計画を よく知っているからだ。
それはわざわいではなくて 平安を与える計画であり あなたがたに 将来と希望を与えるためのものだ。
 〜エレミヤ書29章11節〜
 
確かに神の計画はある。
 
しかしそれは後から振り返るべきもの。 
映画と人生は、ネタバレなしで、ワクワク・ドキドキと楽しむのがベストだ。

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コメント

う~ん・・映像の前までは面白かったのに
転載映像やらは(^^; あまりw

でも、最後で しかし!と言って
戻ってきてくれて良かったよ(笑)

そう通りですね。それが「ベスト」だよねぇ。

そんなこんなで、ここから先はわたしも
遠くから(笑 楽しませてもらうことにしますので

お世話になりました~ また どこかで会うようなことがあった
また よろしくね~☆
 

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