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Gさんからのメール

2013年5月31日(金) by キヨタカ

真理は一つだ。
 
しかしその表現方法はその人の個性の応じて非常にユニークであり、真理を学ぶ方も自分に合う教師を選ぶ必要がある。
 
自分に合わない教師に出会うと、あらぬ方向へ行ってしまったり不必要に傷ついたりする。
 
例えばアジズの場合、彼の波長に合う人々の幅は非常に狭い。
 
しかしそこにピタリと合うとちょうどレザービームの様で、深い洞察を得る事が可能だ。
 
しかし自分に合うかどうかは、実際にアジズ本人に会ってみないと解らない事も多い。
 
私がオーガナイズをしている時は、「この人は絶対に合わないだろうな〜」と思う人がアジズの瞑想にドン・ピシャリと当てはまって喜ばれた事も何度かあった。
 
だから今でもアジズに会いたいという人がいれば、「ヒマラヤでアナディの名でリトリートをしていますから、行って下さい」と返事をすることにしている。 
 
カナダに在住しておられるGさんもその一人。
 
まだお会いしていないが、たまにメールのやりとりをしている。
 
3年前の事だが「アジズとの対話」を読んで感銘を受け、ご夫婦でわざわざアナディに会いにヒマラヤまで出かけたそうだ。 
 
その結果は散々だったそうで、かなり失望して帰ってこられた。
 
聞けばラーマクリシュナ信者だそうで、ハート指向の方にとってはアナディは絶対に合わない事は明らかだった。  
 
その事に関してメールで詳細に伝えたが、アナディに会ってからの事なのでなんだか「後だしジャンケン」のような気持ちもあった。
 
アナディに会いに行く前に、もう少し明確に伝えた方が良かったのかな〜と思う。
 
その後、しばらくご無沙汰していた。
 
ところが、先日久しぶりにGさんからお便りを頂いた。
 
今回なんと毎年訪れるインドのホテルで、全く偶然にムージと会い魂の方向性が明確になる出来事が起ったそうである。
 
20130531_62446ムージは、アドヴァイタ系のマスターとして西洋で非常に人気が高い。 
 
ハートセンターが全開で、ハート指向の方にはとても合うだろう。 
 
私も昨年バルセロナでムージのサットサングに出席した事がある。 
 
彼の話もエネルギーもとても素晴らしかった。
 
ただ非常に残念ながら、古典的なインド式「グルvs信奉者」というスタイルなのでかなり引いてしまうものがあった。
 
さらに、あまりにも大勢の信奉者に囲まれているので個人的接触はもう不可能だった。
 
ところがGさん夫婦は今回、会おうともせずに偶然にプライベートな出逢いが起って貴重なメッセージを受け取ったと言う。
 
まさに起るべくして起った、「恩寵による導き」のサンプル!
 
これこそ、私が「覚者を求めて」の中で伝えたかったメッセージだ。
 
Gさんの承諾の下に、頂いたメールを下記に転載します。
 
* * *
 
「覚者を求めて」の出版おめでとうございます。
 
早速購入させて頂きます。
 
近況としては毎年春にインドを5~6週間訪れています。
 
昨年からはラマナアシュラムと各地のラーマクリシュナミッションに半々くらいの割合で滞在しています。
 
今年インド滞在の最終日、驚きの恩寵に浴する機会がありました。
 
是非キヨタカさんとシェアーしたいと思います。
 
日本行きの便をその日の夜の8時過ぎに控えて、いつもならすぐ近くの ラーマクリシュナミッションのテンプルに行っている時間なのに、パハルガンジのホテルでだらだらしておりました。 
 
エアコンがほとんど効かず、数10分ほど前からドアを開けっ放しにしてありました。
 
すると向かいの部屋からなんとMoojiが出ていらしたのです。
 
主人が驚いて声をかけると、気さくに応えて下さり、そのまま私達の部屋の椅子に腰掛けて、30分ほどプライベートサットサンガ(?)をして下さったのです!
 
信仰の道と知識の道の両方が必要なこと、アートマウ゛ィチャーラは一般に思われているほど決して難しくはないこと等、ビデオで見ていたとき以上の優しさで熱心にお話しして下さいました。
 
そして、もうこれ以上あれこれしようと迷わないこと、このままですべて大丈夫だということを確証して、最後に祝福を与えて下さいました。
 
以前キヨタカさんに頂いたアドバイスのお陰で、今では外なる師に対するこだわりはなくなりました。
 
逆にこうした心境になれたので賜った機会だったのかも知れません。
 
この夏は娘が京都に一時帰国したり、息子がエドモントンの北部に就職したりで、ようやく家の中でもアシュラム風(?)になり、サーダナがし易い環境が整いました。 
こうしたなかで「覚者を求めて」が読めるのを楽しみにしております。
 
PS.  Moojiは、私達がラーマクリシュナの信者だとお話しすると、御自身も昔「カタムリタ(ラーマクリシュナの福音)」を泣きながら読んだこと、師に所縁のダクシネシュワルを訪れたことなどを話して下さいました。
 
* * *
 
この際せっかくだから、3年前のGさん宛のメールをアップしておく。
 
アナディに会いたい方のご参考までに…
 
* * *
 
Gさま 
 
ご丁寧なお便りを有り難うございます。
 
アナディに会いにわざわざヒマラヤまで行かれたとは、真理への情熱をひしひしと感じ敬服しています。
 
しかし、アナディに関するご感想は、「やはりそうだろうな」としか言えません。
 
アジズの教えは首尾一貫しているので、マインドの強い人にとっては魅力的ですが、私にとっては残念ながら魂の解放をもたらすものではありませんでした。
 
「恩寵の扉が開くまでPart2」を読んで頂ければお解りだと思いますが、フーマンはアジズを「ステート オブ プレゼンスを教える教師である」「アジズの教えの合わない人は大勢いる」として、その役割を果たしたアジズからは離れる様に、私に対して個別に指導してくれました。
 
しかし他の生徒に対してはその事を明確にしないまま肉体を離れてしまったので、この本を出版した背景にはそれを明確にする意図もありました。
 
実際にはもう少しシビアに語っていましたので、それをお伝えすればアナディに会いに行く気持ちも起こらなかったかもしれません。
 
しかし現にアナディとして教えを復活しかつその教えが役に立つ人々もいるのですから、アジズ(アナディ)に関してあの本以上の事は語れない事をご理解下さい。
 
アナディとしてはアジズ時代を凌駕しているという自負もあるでしょうし、また、私を真の探求者へと導いてくれた恩義は今でも強く感じていますので…。
 
でも結果的には、アナディに会った事でお二人ともハート指向である事が再確認できて、とても良かったと思います。
 
「明け渡す事や謙虚である事」、「日常の些細な事柄に喜びを見出せる事」、「する事よりも在る事に価値を見出せる事」「シンプルである事」等々、ハート指向の優れた資質を大切に育んで下さい。
 
しかし残念ながらハート指向の人は、「自分を目覚めさせてくれる師は外側にある」と固く信じ込む傾向が強い様です。
 
私の場合マインドが強いにも関わらず、やはりその傾向がかなり強かったと思います。
 
真実を申しますと、決して「外側のマスターがあなたを解放する」と言う事はあり得ません。
 
外側のマスターは、「真のマスター(サットグル)はあなたの内側にある」事を指摘してくれるに過ぎません。
 
フーマンも、結局は私の内側のマスターを指摘する役割を果たしたに過ぎませんでした。
 
それにも関わらずその事を理解できない私は、フーマン亡き後別なマスターを求めて、4年前にはカナダに4回も通いましたよ!
 
そのマスターは、カナダのエドモントンのジョンという人でした。
 (おそらくご存知だと思いますが…)
 
結局ジョンの所でも埒があかず、ようやく自分自身の内側のマスターを信頼し始めました。
 
私の経験によるアドヴァイスは、「外側の師を探すのをgive upした時に、内側の師が現れる」と言う事です。
 
しかしいくら私がそう言っても、「真の瞑想の師」を求める衝動が消える事はないでしょう。
 
ですから、これからも誠実に求め続けて下さい。
 
必ず、必要な時に必要な人が現れると思います。
 
しかし結局は、その人は存在の鏡としての役割を果たして、「真の瞑想の師であるあなた」を映し出すでしょう。
 
その時に初めて「探求の旅」が終わり、自分の内側から愛と感謝が溢れ出して、それを他の人々に分ち合う新たな人生が始まると思います。
 
マインドはそれをはるか先の事と思うでしょうが、意識の加速化が急激に進んでいる現在では、数年内にそれが可能であると思います。
 
それまでは、未来を先取りして、可能な限り「目覚めた魂として今を生きる事」を心がけると良いでしょう。
 
リーラスペースでも、2ヶ月に一度のペースでリトリートを行っていますので、ぜひ参加して下さい!
 
「悟った人が悟らない人々を導く場」ではなく、「例え小さくとも内側の光を信頼する人々が集う場」を創る努力を続けています。
                                                                                 2010/4/12
By キヨタカ
 

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コメント

キヨタカ様


自分がハート指向なのか、マインド指向なのかを知るある程度の指標みたいなものってあるのでしょうか?

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