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物理学者の道(3)

  1. 2013年5月19日(日) by キヨタカ

小学生の時に物理学者のなりたかった私は、母から「う〜んと頭が良くないとなれない」と言われた。
 
中学生になった私は、初恋による魔法のエネルギーが降り注いで、突然「う〜んと頭の良い生徒」となった・・・と、前回の日誌に書いた。
 
それはちょうど、絆創膏の封印を外した『写楽』の様だった。 
 
Photo_3
手塚 治の漫画に、「三つ目がおとる」という伝奇SF漫画がある。
 
主人公の『写楽』は三つ目族の末裔で、三つ目が開くと突然に頭が良くなり超能力も発揮する。
 
しかし傍若無人に振る舞い非常に危険なので、大人達は『写楽』を捕まえて絆創膏でその三つ目を封印してしまう。
 
Photo_4
すると、非常に幼稚で無知で弱気な子供に戻ってしまうのである。
 
問題は、絆創膏を貼った時と、絆創膏を剥がした時と、どちらが本当の自分か?とても重要なポイントがあるのだが・・・。
 
 
 
さて、私の場合はというと・・・
 
学年で一番になるとクラスメートや先生から特別な目で見られる様になり、なんとなく周囲から孤独した感じになり、それが非常に嫌だった。
 
さらに今まで普通に付き合っていた友人から、突然に思いがけない事を言われたりもした。
 
今振り返るとたわいもない嫉妬だったのだが、当時はとても不可解で当惑した。
 
さらに教師からも、「優秀な生徒はかくあるべき」と要求されるようになり、少しでも期待に添えないと叱り飛ばされた。 
 
特に、私とは絶対に反りが合わない社会科のT先生との関係は悲惨だった。
 
諸般の事情で、T先生にことごとく反逆した。
 
すると今では考えられないだろうが、T先生から頻繁に殴られたのである。
 
殴られるとさらに反逆するので、さらにひどく殴られた。
 
今では立派な暴力教師として告発出来たと思う。
(・・・他にも、セクハラ教師としても告発出来た。)
 
しかし当時は、暴力や生徒へのセクハラは問題にならなかった。
 
悪いのは、常に生徒の側だ。
 
「出る釘は打たれる」とはこの事かと、T先生から散々に思い知らされたのである。
 
 
そこへ追い打ちをかけるように、初恋のIさんが突然遠くの町へ転校になるというハプニングが起った。
 
自分の気持ちを素直に表現出来ないまま終わってしまった自分の不甲斐なさに、嫌悪感が募った。
 
落ち込んだ私は、勉強にあまり身が入らなくなり、まもなく「普通の生徒」へと逆戻りしてしまったのである。
 
そしていつの間にか、物理学者への道は諦めてしまった。
 
そして、頭が悪くて成績もそこそこの自分が当たり前となり、今が本来の自分でありあの時は少し変だったったと、妙に納得してしまったのである。
 
物理学者の道を諦めた当時の私は、ちょうど絆創膏で封印された『写楽』の様な感じだったと思う。
 
瞑想に志して初めて、自分は絆創膏を貼っていた事に気づいた。
 
幼い時に貼られた絆創膏は自分の肉体と一つとなっていて、それを剥がすのはとても痛い。
 
しかしそれを剥がさない限り、本来の力は発揮出来ない。
 
最初の頃は絆創膏を剥がす事は激痛だったが、今ではこんな楽しい事はない♪
 
時代は煮詰まり、今は誰もが簡単に絆創膏を剥がせる時代になっている。
 
また、私達が自分自身の絆創膏を剥がさない限り、地球的規模で危機的状況に直面している人類が生き延びる道はない。
 
 

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