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自己啓発から精神世界へ

2014年4月25日(金) by キヨタカ

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ツタヤに行ったら、ダイアー博士とエックハルト・トールの対談DVDがあったので見てみた。
 
エックハルト・トールは私の好きなタイプの覚者で、決して自分を飾らない「普通っぽさ」がとても良い。
 
今や最も人気の高いスピリチュアル・リーダーだと言う。
 
私が20代で悟りを求め始めた頃は、OSHOの様にカリスマ性に溢れる「超越者」みたいな感じの人ばかりが目についた。
 
エックハルトの様な感じで悟りを語っても、当時は誰も耳を傾けなかっただろう。
  […少なくとも私は完全無視だったと思う(ノд・。)]
 
エックハルトは、悟りに対する敷居を格段に下げて、大勢の人々が 精神世界に向かうことに多いに貢献している。
 
彼の大人気は、悟りへの概念が現在大きくシフトしている事の現れなのだろう。
 
 
一方のウェイン・ダイアー博士は、西洋では「成功哲学」とか「自己啓発」ジャンルでは超人気の作者だと言う。
 
私は悟り系の「精神世界」ばかりを探求していたので、あまり「自己啓発」のジャンルには詳しくない。
 
私がつきあう人々も精神世界系で、社会的成功には無縁の人々が多かった。
 
「精神世界が豊かになれば、物質世界も豊になってもいいはずなのに…(;ω;)」
 
路頭に迷うような友人も少なくなかった。
 
ある日、
 
「これではいけない!もっと現実社会にも目を向けよう!」
と思い立った私は、
 
「成功哲学」とか「エンパワーメント」とか「天命」とかを、色々と研究し始めた。
 
研究してみると確かに色々と啓発される事が多々あり、人生を生きる上で役立つヒントも多かった。
 
しかし、根本的なところで肌に合わない。
 
…で、結局どれもものにならず「自己啓発本」の類いは殆ど処分してしまった(ノ_-。)
 
今だに、半年後に自分が何をしているのかさっぱり解らない状況にある。
 
30年前に会社を辞め精神世界に飛び込んでから、ずっと同じ状況だ。
 
しかし当時は、「明日どうなるか不安」でたまらなかった。
 
でも今は、「明日どうなるかが楽しみ」でワクワクしている。
 
 
話しが少しそれてしまったが、このDVDでのダイアー博士の話しがとても興味深かった。
 
数年前に「白血病」を体験してから、意識が大きくシフトしたそうだ。
 
「以前は目標設定の重要性を説いてましたが、今は目標にはそれほど興味がありません」
 
「誰もが自分の中に宇宙を宿しています。”自分はこうする”なんて言わずにその宇宙に身を委ねましょう」
 
と「目標設定」のリーダーが言うのだ。
 
初期のダイアー博士の自己啓発本を読んで目標達成に邁進している人が、このDVDを見たら卒倒してしまうかも…shock
 
しかしそれが、ダイアー博士の今の偽らざる真実なのだろう。
 
「私はよく”動機付け”の父と呼ばれるけれども、今は”インスピレーション”の父と呼ばれたい」
 
としみじみ語る。
 
自己啓発の世界から精神世界へのシフトを、一言で上手く表現している。
 
人生の様々な過酷なチャレンジを乗り越えて、自己啓発のカリスマと言われていた人がたどり着いた晩年の境地に、大きな愛情の深さと厚みを感じた。

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