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スラックライン

2014年4月11日(金)

 私が好きな映画の一つに、「ブラザー・サン シスター・ムーン」がある。
 
中世イタリアの聖フランチェスコを描いた名作で、20回近く見たかも…
 
名シーンの一つは、屋根で小鳥を捕まえて解放する場面。
 
Photo_4  戦争の過酷な体験から高熱を発したフランチェスコは、病床に臥せってしまう。
Photo_2
 
 
 
 
ようやく危機を脱したフランチェスコは、ベッドから起き上がる。
 
そして小鳥を追って屋根に登るのだが、バランスを崩しそうになり周囲をハラハラさせる。
 
でもフランチェスコはそんな事はお構えなしで、屋根のてっぺんで両手を広げて小鳥と戯れ、自由を謳歌する。
 
「悪夢から醒めてみれば、この世は既に天国だった」
という真実の、見事な映像化だ!
 
キリスト教的には、
 「神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ」」(ルカ17:21)
 
仏教的には、
 「当処すなわち蓮華国 この身即ち仏なり」(白隠禅師 座禅和讃)
 
と言う事だろう。
 
 
実は私も、ほぼ毎日聖フランチェスコを追体験している。
 
でもさすがに屋根に登るのは危険なので、スラックラインで遊んでいる。
 
スラックラインとは、ベルトを利用した綱渡りスポーツ。
Photo_3
 
ヨセミテのクライマーが、暇つぶしでクライミング用ロープで遊んだことから始まったらしい。 
 
最近では国際大会も開催されているとか…
 
バランス感覚が鍛えられ、ウィンドが上達すると言うので始めた。
 
ところが、実際には非常に難しい。
 
梅が満開の時からスタートしたのに、今だに3歩ですぐコケる(ρ_;)
   (運動神経の良い子供だと、1時間練習すれば歩けるとか…)
 
でもトライする度に、聖フランチェスコになったみたいで、毎日がご機嫌だ。
 
ところでどの世界にもツワモノがいて、中には千尋の谷を命綱なして渡る奴も…
 
万一の事があっても、
 
「あの世も既に天国」
と言う事で、ご機嫌なのだろうか?
 
少なくとも私は、スラックラインでバランス感覚を養い…
 
お釈迦様の「中庸」の精神を学びたいものである。
 
 

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コメント

私もこの映画観ました
屋根のシーン印象的でしたね。小鳥とフランチェスコがまるで古くからの親友のように思えました

私がもう一つ印象に残ってるシーンは、農夫がフランチェスコに自分のパンをシェアするところです。他の農夫はほっとけと無視しますが一人だけシェアします。彼の中で何が起こったんでしょうか?

人が行動を起こす時、まるで導かれるように無心で事を成す場合と、恐れを感じつつも意志の力で強行する場合があると思います。

後者の場合、後で潜在意識あるいは無意識からの感情がどっと押し寄せ時に後悔さえ感じることがあります。
こんな時、私はすべての判断を手放し、その後にやってくる理解を待ちます。
それがどんなものであれ魂の宝となる事を信じて

TUYOSHIさん

 そうですね。
魂を揺さぶるシーンがたくさんありますね。

>人が行動を起こす時、まるで導かれるように無心で事を成す場合と、恐れを感じつつも意志の力で強行する場合があると思います。

魂からの行動は、「畏れ」を感じる場合が良くあります。

意志も、エゴからではなく、大いなる存在の意志が個人の魂を通して働く場合もあります。

畏れにも関わらず魂の意志に従って行動することで、魂にたくさんの宝が積まれて行くことでしょう!

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