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弥勒の真実

2014年4月2日(水) by キヨタカ

皆さん、「 元気ですかー!!

…突然ですが、リーラスペースに弥勒が降臨しました!

「元気があれば 奇跡も起こる!!」

 

…とは昨日の日誌の引用だ。

残念ながら、「エイプリル・フール」と明記したにも関わらず、上手くジョークが伝わらなかった方もおられるようなので、今日は真面目に弥勒について考察をしよう。

ジョークの語り手にとって、外したジョークのオチを解説する程なさけない事はないのですが(ρ_;)

 

ウィキペディアによると…200pxmaitreyaseated

弥勒はゴータマ・シッダッタ(悟りを開いたのちは仏陀釈迦牟尼仏現在仏)の次にブッダとなることが約束された菩薩(修行者)で、シッダッタの入滅後56億7千万年後の未来に姿を現れて、多くの人々を救済するとされる。

これが本当に釈迦が語った弥勒だすれば、2,500年前の4月1日の講話だったに違いない!

なにしろ、56億7千万年先の話しだ。

太陽だって、あと50億年で寿命が来てしまう。

釈迦は45年もの長きに渡り、毎日、「未来などない、あるのは今だけ」と語り続けた。

さらに、

「あなたを救済できるのはあなただけであり、他を頼ってはいけない」

とも語り続けた。

さらに、その為に瞑想という具体的手段も教えた。

臨終に際しても、

「他者に頼らず、自己を拠りどころとし、法を拠りどころとして生きなさい(自灯明、法灯明)」

と語って遷化したくらいだ。

あぁ〜それなのに…

「私はいつ救われるのですか?」

「どうか私をお救い下さい!」

…と、連日連夜の質問攻めだ。

さすがのお釈迦まさだって、たまにはジョークも飛ばすだろう。

釈迦:「安心なさい、あなたもきっと救われる(^-^;」

質問者:「え!? いつ誰が救ってくれるんですか\(;゚∇゚)/」

釈迦:「ま〜そうだね〜、56億7千万年後には弥勒というマスターが出現してあなた方を救うだろうよ」

しかし弟子で記録係のアーナンダが4月1日としっかり記憶していなかったせいかも知れないが、釈迦のジョークは完全に闇に葬られてしまったのである。

 

歴史上、この「弥勒の闇」に光を当てた人物もいる。

たとえば、多くの禅僧の伝記を収録した宋代の書物「景徳傳燈録」によれば、第二十七巻に布袋和尚の話しがある。

明州・奉化県の嶽林寺の東の建物の軒下で、平たい石にきちんと座って、教えを歌にして歌っていた。

曰く、

弥勒 真弥勒(弥勒、真弥勒)Aa00f5f31

分身千百億( 身を分かつこと千百億)

時時示時人(時時に時人に示す)

時人自不識(時人自ら識らざるなり)

(訳)

弥勒菩薩よ。本当の弥勒菩薩よ。 

分身して千百億の姿をとり、

 あらゆる時代にあらゆるひとの前に現われているのだが、

 ひとびとにはそのことがわかっておらぬ。

 

見事に、「弥勒の真実」を歌っている♪

ところが、

衆僧集ってきて、その偈を聞いた。まるで、自分がミロク菩薩(の分身)である、とでも言うような・・・と、

書かれている。

そして、いつの間にか、「布袋和尚は弥勒の化身だ」という事になった。

さらには、神様にまで祭り上げられて、今では七福神のトリを務めるオチまでついてしまった。

実は七福神も、元々は禅僧の冗談から生まれたと言うのに…

知らぬが布袋(ホトケ?)、お釈迦様もビックリ‼️のストーリーである。

 

マインドは、時間と空間というヴァーチャル・リアリティーの中に生きている。

しかし、いったん「プレゼンス」というリアリティーがハッキリと目覚めれば、

56億7千万年の夢も直ちに消え失せる。

そうすれば、

「随処に主となれば 立処(りっしょ)皆真なり」

 

いつでも何処でも誰といても、真実で在れる。

恩寵やガイダンスとことさら繋がる必要すらない。

瞑想だって、必要なものではなくなる。

坐禅して人が仏になるわけではない。

あなたは既に仏であり弥勒様なのだ。

それを確認する方法が、坐禅であり、本来の自己にカエルと言うこだ。

だから当然、真実を求めて弥勒降臨を期待する事はあり得ない。

 

弥勒とは、サンスクリット語でマイトレーヤと言う。

言語学に詳しいOSHOによると、元々マイトレーヤとは「フレンド/友人」という意味だという。

随所に主となれば、他人を崇める必要はない。

そうすれば、釈迦もダルマも、布袋もOSHOも、親しい「友人」となる。

 

だから「弥勒」の意味として「友人」とは、何と素敵な解釈だろう!

漱石ならずとも、「とかくに人の世は住みにくい」ものだ。

様々な人間関係のしがらみの中にあって、親子や夫婦や恋人、さらには師弟よりも貴重で純粋で楽しい人間関係こそが、「友人」なのだと思う。

 

願わくば、皆様こそが「弥勒」でありますように(* ̄0 ̄)ノ

 

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コメント

キヨタカ様、お元気ですよ~(笑)

5月のリトリートに参加させて頂きます。
ご縁に感謝し、よろしくお願いします。

参加が決まってからというもの、それまで目にする事がなかった「修善寺日誌」を毎日拝読しております。不思議ですね。

「あなたは既に仏であり弥勒様なのだ。」

いい言葉なのだ(笑)

とかく、日々の現象の中に埋没しがちですが、必殺技「~に関わらず、我在り」で、本来の自己を思い出してます。ありがとうございます。

静観さま

>5月のリトリートに参加させて頂きます。
ご縁に感謝し、よろしくお願いします。

こちらこそ、よろしくお願いします。

>参加が決まってからというもの、それまで目にする事がなかった「修善寺日誌」を毎日拝読しております。不思議ですね。

毎日読んで頂きありがとうございます。

>「あなたは既に仏であり弥勒様なのだ。」
いい言葉なのだ(笑)
とかく、日々の現象の中に埋没しがちですが、必殺技「~に関わらず、我在り」で、本来の自己を思い出してます。ありがとうございます。

リトリートに参加される事で、「言葉」を体験へ落とし込めると思います。
お楽しみに♪

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