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偶然と必然

2014年5月18日(日)   by キヨタカ

NHKオンディマンド(インターネット配信)の「コズミック フロント」は、私のお気に入り番組のひとつ。
 
宇宙の神秘に魅入られた天文学者や宇宙物理学者が、数多く登場する。

Sn1987aaatm

昨日見た番組は、「超新星 SN1987A」がテーマ。

1987年2月24日、400年ぶりに肉眼で観測された超新星として有名だ。

         (爆発前後の比較写真⇒)

後に超新星爆発で生じるニュートリノを偶発的に検出したことで、小柴昌俊教授がノーベル賞を受賞した事でも、日本中の話題となった。

小柴先生が観測に成功した観測装置カミオカンデは、本来は陽子崩壊の検出を目的としたもので超新星爆発は専門分野外。

しかも試験運用開始からわずか2ヶ月で、偶然に検出したと言う。

だから、

「あまりにも『あんたは運が良かった』と言われたので腹が立つ」

と述懐している姿がおかしかった。

 

実は、「運が良かった」天文学者がもう一人いたのを今回始めて知った。

それは、第一発見者のカナダ人青年 シェルトン氏。

当時29歳のシェルトン氏は、トロント大学で天文学を先攻したが成績が及ばず大学院には進学出来なかった。

そこで、南米チリの天文台スタッフとして、アンデス山中へ。

残念ながら仕事で世話をしていた望遠鏡は別の研究者達が優先して使うのため、自分ではあまり使えない。

そこで隣の施設に放置されていた古くて小さな望遠鏡の使用許可を得て、観測を開始。Img_0020

大マゼラン雲を観測してわずか3日目に、400年ぶりの超新星爆発に遭遇、肉眼でも確認したのだと言う。

人間の立場からすれば、超新星爆発の時期は予想不可能。

1987年2月23日までは、たとえ大マゼラン雲を400年間一晩欠かさず見続けても超新星は絶対に見つからなかったはず。

だから、観測出来た事は「運が良かった」の一言に尽きる。

 

しかし大マゼラン雲の位置は、地球から16.4万光年の彼方にある。

それはつまり、16万4千年前に既に超新星爆発が起こり、1987年2月24日にその光が地球に到達する事は既に決まっていたと言う事だ。

もしかしたら宇宙は用意周到に超新星爆発のショーを準備して、シェルトン氏と小柴氏に白羽の矢を立てて、観測を行わせたのかも知れない。

もしそうだとすれば、シェルトン氏と小柴氏は「運が良かった」のではなくて、観測は「必然」だったのではないか?

 

「超新星爆発がいつ起こるか解らない」のは、時間と空間の世界に閉じ込められている我々だからであって、単に今の人間の限界に過ぎない。

江戸時代、空を飛ぼうとした建具師の浮田幸吉は、<奇行で人を騒がせた>という罪で、所払に処されたという。

しかし、今では人が空を飛び宇宙を飛ぶのが当たり前になった。

もし人が、時間と空間から自由になれば、偶然に起こる不思議な現象が、必然的な当たり前の出来事として説明出来る様になるかもしれない。

古代より、未来予知能力を持った予言者がそれぞれの時代に登場して世間を賑わせている。

彼らは、「時間と空間」から自由になる秘密を、手にしていたのかもしれない。

「時間と空間」からの自由、それこそが瞑想の真髄なのだ!

 

ところで、なぜ私には未来予知が出来ないのだろう?

それはつまり、未来などそもそもないのであって・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

…これ以上説明しようとすると頭が混乱する。

しかし、「神秘の次元」に身をゆだねると…

「ああそういう事なのか〜(*^-^)」と、ニンマリ微笑みがこぼれるのである。

理屈は何も分からないのだけれども(^-^;

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