« スピンネーカー | トップページ | 名人伝 »

タック

2014年6月20日(金) by キヨタカ

スピンネーカーは、追い風の時に掲げる帆だ。
 
しかし逆風の場合はというと…逆風でもヨットはセールを操り目的地に向かえる。
 
帆に作用する揚力を使い、最大45度の角度で風上に上れるのだ。
 
それが、セーリングの面白いところ。
 
初めてヨットに乗った時 「逆風でも目的地に行ける」と聞いて、驚いたヾ(*゚A`)ノ

Camper01

 
もちろん、ダイレクトに目的地に到達するわけではない。
 
風上側に方向転換(タックと言う)をしながら、ジグザグに進む。
 
すると、首尾よくゴールするのだ。
 
 
「人生で必要なことは、全て○×で学んだ」系の書籍がブームとなった事がある。
 
私の場合…
 
「人生で必要なことは、全てセーリングで学んだ」
 
それまで、人生に逆風が吹いた時は運命に翻弄さるばかりだったのだが…
 
セーリングに親しむ事で、私の人生が大きくシフトし始めた。
 
逆風に逆らわず、その力を利用して前に進むのだ。
 
逆風でも強く吹けば吹くほど、推進力も強まる。
 
そして時々、タックする。
 
セーリング中にタックすると、船の反対側に身を置く事になる。
 
すると、周囲の景色が一変する。
 
同じように、人生でタックすると、それまで見えていたものが一変する。
 
しかし、目的地は失わない。
 
すると、望む方向への新たな道筋が見えてくる。
 
 
瞑想では、「手放す」とか「無為自然」とか「目的なし」とかが強調される。
 
それは瞑想の「往相」であり「陰」の部分だ。
 
自我を手放して真我へ向かう為に、絶対に必要だろう。
 
 しかし、真我を現実社会で生きるには、正反対の原理も必要だ。
 
瞑想の、「還相」であり「陽」の部分だ。
 
 
東洋では、瞑想の「往相」のみが強調され過ぎた傾向がある。
 

Hiroshige055_thumb3

そうした瞑想家は、人生に逆風が吹くと「現象世界は全て幻想」と悟り澄まして、引き蘢る傾向が強い。
 
和船は、江戸時代前半まで風上に登る技術を持たなかったと言う。
 
東洋流の「無為自然」の思想がにじみ出ている様で面白い。
 
 
西洋では、遥か昔から風上に向かう技術を持っていた。
 
西洋流の暴力的アグレッシブさはご免だけれども、かれらの積極的な創意工夫から学べる事も多い。
 
ヨットとサーフィンを組み合わせて、ウィンドサーフィンを発明したり、凧(カイト)と組み合わせてカイトサーフィンを作ったり…
Sdsc09580
 
遊びの世界も、 創造性に満ちている。
 
日本オリジナルのはずだった「忍法ムササビの術」も…
 
遂にウィングスーツというスポーツになってしまった。
 
我々も、人生の逆風を積極的に利用して、タックしながら望む人生を創造しよう!
 
私も「ムササビの術」を独自に応用して、未知の世界へ飛翔するぞ(*゚▽゚)ノ
 
 
↓逆風の使い方を知りたい方へ、イベントがあります。
 
人生のタックが起こるかも…
 
 

« スピンネーカー | トップページ | 名人伝 »

感想」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« スピンネーカー | トップページ | 名人伝 »

メインホームページ

リンク

無料ブログはココログ