我が家
2014年7月18日(金) by キヨタカ
子供の頃は、大自然の中の広大な敷地内にある社宅に住んでいた。
近所中を駆け回っても、知っている人ばかり。
だから親も安心して遊ばせる事が出来、子供にとっては文字通り”天国”だった。
”東京タワー”が出来たのはちょうど幼稚園児だった頃。
父親に連れられてわざわざ見物に行き、東京の親戚の家に滞在。
ところが父が急用で出かけてしまい、留守番をする事に
大都会の見知らぬよその家で”借りて来た猫”みたいにしていたのに、親もいなくなった。
不安で寂しくて心配で…とうとう泣き出してしまった。
すると親戚のおばさんが慰めてくれたのだが…
「家に居るとあんなに元気なのに、キヨちゃんは内弁慶なんだね(*^-^)」
と笑われてしまった(;д;)
”我が家”にいると、人は自由を感じて安心して寛げる。
子供の頃は”天国”だと思っていた”我が家も”、成長するに連れて実はそうでもない事に気づき始める。
思春期になると親の言う事がウザったくなり、親に反抗して家出したりするのは、実は成長への健全なプロセスだ。
人は本当に自由で安心して寛げる場所を求めて、”旅に出る”。
世俗にとっぷりつかっていると、「お金や地位や名誉や健康や理想のパートナーを手に入れれば”安心して寛げる”」と錯覚しがちであるが…
実はそうでない事は、本当は誰もが知っている。
週刊誌をパラパラめくれば、不幸せな成功者のゴシップが満載だし…
例え完璧に幸せな成功者だとしても、”死”が全てを奪い去る。
そして歴史上、”死”を免れた人はいない。
”覚者”とは、死んでも奪われない”本当の我が家”を見いだした人の事を言う。
それが「自分の内側にあり、誰もが手に入れる事が可能だ!」とは、
実に驚くべき事だヾ(.;.;゚Д゚)ノ
しかも、実は既に誰もが日常生活の中で既に体験しているのである。
具体的に言うと…
人は、毎晩誰もが眠る。
そして眠っている間に、”深い寛ぎ”を体験している。
何故なら、寝ている間に”ビーイング”へ深く吸収されるからである。
つまり既に毎晩”本当の我が家”で寛いでいる。
そして、エネルギーを再充電して翌朝を迎えるのだ。
自己治癒力とかヒーリングの秘密も、実はここにある。
ただその事実を見過ごしているので、”我が家”を求めてさすらいの旅を続けているのだ。
”気づきを保ったまま寛ぐ”事さえ出来れば、何処へ行ってもこの世界は全てが”天国”となる。
そうすれば猫の様に自由気ままで…内でも外でも”弁慶”で在る事が可能だ。
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前略、、、、。
一歌、、、、、”天国の
ワンアイち~ちゃん
眼を開き
天でも地でも
弁慶気取り”
yasuより
草々
投稿: java花井 | 2014年7月18日 (金) 11時32分
yasuさん
真実は、Only one I !
投稿: キヨタカ | 2014年7月23日 (水) 06時46分