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摂理

2014年9月27日(土) by キヨタカ

東田さんという13歳の自閉症の若者が書いた本が世界20カ国以上で翻訳され、ベストセラーになっているという。
 
本のタイトルは「自閉症の僕が飛び跳ねる理由(The Reason I Jump)」Autism_book
 
この本がベストセラーになるきっかけとなったのが、イギリスの小説家デイビッド・ミッチェルさん。
 
氏の代表作「クラウド・アトラス」は映画化されて、日本でも話題となった。
 
 
ミッチェルさんには自閉症の息子がいて、コミュニケーションがとれず悩んでいた。
 
日本語に堪能な彼は、東田さんの本と出逢い、自閉症の息子の内面を知る手がかりを得る。
 
さっそく翻訳を手がけ出版したのだが、やがて世界に広がり自閉症の子供を持つ多くの家族を救いつつあると言う。
 
 
NHKの番組「君が僕の息子について教えてくれたこと」は、そんなミッチェルさんと東田さんの交流を描いたドキュメンタリーだ。
 
優しさと希望に溢れた番組で、見ていてハートが暖かくなった。
 
 
人と人との出逢いほど不思議なものはない。
 
様々な偶然が重なり、後から振り返るとそれが必然としか思えない見事なストーリーが出来上がる。
 
映画:クラウド・アトラスは、複数の物語が時空を超えて織りなす様を6重奏として描き、『すべてにつらなる摂理』を描こうとした意欲作だ。
 
『摂理』とは、『すべては神の配慮によって起こっている』という概念。
 
主にキリスト教で使われているが、全ての宗教に共通の概念と言えるだろう。
 
 
しかしあの映画は私にはちょっと複雑過ぎて、残念ながら作者の意図がストレートには伝わりにくかった。
 
むしろこの番組の方が、クラウド・アトラスで描きたかった事が見事に表現されている。
 
You Tubeで見られるので、削除されない内にぜみ見て欲しい。
 
人間の存在の不思議さと素晴らしさを再認識させてくれるだろう。
 

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コメント

こうしたナオキ君のような存在の出現、そして人との出会い・・・奇跡のようなことがどんどん起こっていますね。

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