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知性と魂

2014年9月29日(月) by キヨタカ

 
先日放映されたドキュメンタリーだ。
 
こうした分野は、以前から大変興味がある。
 
さっそくNHKオンディマンドで視聴。
 
ところが、はからずしも途中で退屈になり眠ってしまった。
 
 
最先端の科学技術を駆使して臨死体験の解明を挑む様子は面白く、退屈になるわけがない。
 
おそらく体調が悪かったのだろうと思い、翌日続きをみたけれど…
 
正直に言うと、やっぱり退屈。
 
そして、その原因が立花隆氏の知的アプローチにあった事を知るに及んで、軽いショックを受けた。
 
 
立花 隆と言えば、日本を代表する知的ジャイアント。
 
地上3階地下1階の彼の仕事場には、20万冊の本があるという。
 
しかしあの番組を見る限りにおいて、彼の知性は全て「対象物」の方向へ向かっていて、残念ながらベクトルが自分自身へ反転する様子は全くない。
 
番組の最後に放映された、自殺未遂で臨死体験をした友人(レイモンド・ムーディ博士)との対談にその違いが如実に現れていた。
 
 
「死んだら心は消える」という立場を崩さない立花隆に対して、
 
ムーディ博士は…
 
「私もそう思っていました。以前は死後の世界を認めず他の説明をこじつけようとしました」
 

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「でも私は自分の心をより見つめるようになったのです…」
 
博士のとても穏やかな表情には、知性のベクトルが反転して魂へ向った事実が如実に現れていた。
 
 
眼前に答えがありながら、敢えて知的解明を試みようとする虚しさ。
 
癌が再発し残された時間は少ない筈なのに、なぜ気づかない!
 
彼の姿を見ていて、退屈さだけでなく軽い苛立ちを感じる自分がいた。
 
 
知性は、時に魂の目覚めの障害となる。
 
外側にだけ向かうと、知識の重みで魂の声がかき消されてしまう。
 
むしろ、一昨日日誌で紹介した自閉症の東田さんの方が、知的バイアスがかからないせいで魂を直接感じられるようだ。
 
Sさんからあの番組を見た感想を頂いたが、さらにその思いが強くなっている。
 
せっかくなので、Sさんの感想を紹介しよう。
 
* * Sさんの感想 * *

こんばんは、Sです。
 
本日、ブログの「摂理」のNHKの番組「君が僕の息子について教えてくれたこと」を拝見いたしました。
 
昔、アメリカで自閉症の子供のお世話のバイトをしたことがありましたから飛びついてみました。
 
そして、自分があまりのも相手の気持ちを察せずに接していた事が惨めな程よくわかりました。
 
本当に涙なしに見れませんでした。
 
YouTubeを拝見している間ずっと泣いていました。
 
不思議と泣けに泣けて涙がとまりませんでした。
 
自分の彼らにやってきた事がものすごく恥ずかしくて、、、でも彼らのやっている事が少しづつわかってきて、とても嬉しかったです!
 

ミッチェルさんと東田さんの交流も本当に美しくて、素晴らしくて目が釘付けになりました。
 
嬉しくて興奮してすぐ東田さんの本も予約しました。
 
このような話を掲載してくださいまして、本当に本当にありがとうございました。
 
理由は不明だけれど、なぜかとっても嬉しいのです。
 
どうしてこんなに魂が震えるのかわかりませんが、なにはともあれ、ありがとうございました。

* * 
 
知性は理由を探すけれども、魂の涙に理由はない。
 
涙は魂の唯一の言語だから…

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コメント

拝啓、、、、追伸。

 ”ショート・ストーリー”  - イマジネーションからの贈り物 -
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 ”プレゼントが届いて開けて中を見た、、、。”

 * 「何か入っていたかな?!」と、声。

 私 「何も入っていません、、、。」

 * 「何をプレゼントされたのかな?!」

 私 「、、、、、、」

 * 「yes!]

 私 「カラです、、、、でも、今はその価値が喜びと解ります。有難うございます、気づきと体験とその理解を」

 * 「うん、、、その箱の価値も勿論分かったね!さて、、、その箱売るか捨てるか、さもなくば、、、、」

 私 「誰かにプレゼントする^^」

 * 「very good !!」
                                              おしまい
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^                                              yasuより                           

 
                               maybe see you again sir^^

                                                      敬白
  

 

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