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トランセンデンス

2014年12月21日(日) by キヨタカ

 映画:『トランセンデンス』を、DVDで鑑賞。Poster2
 
巷の映画批評等では、かなりボロクソに評価されていたので、全く期待しなかったけど、とても面白かった。
 
『AI(人工知能)vs人間』という、今やSFの古典的定番となっているストーリー。
 
コンピューターにインストールされ人工知能と化した科学者を、ジョニー・ディップがスマートに演じている。
 
 
もちろん突っ込める所も、多々あるが・・・
 
しかし例えば歌舞伎を鑑賞して、「あの立回りはリアリティに欠ける」などと批判する人はいない。
 
「映画とはファンタジーである」という基本に立ち返ると、何倍にも映画を楽しめる。
 
そうすれば映画のメッセージをストレートに受け止められる事に、遅ればせながら最近気づいた。
 
 
非常に面白いのは、この映画のコンセプトが、『シンギュラリティ』をベースにしている点だ。
 
『シンギュラリティ(技術的特異点)』とは、未来学者のレイ・カーツワイル博士等により主張されている概念。
 
遅くとも2045年までには、コンピューターは人類の英知を凌駕するポイントが来る。
 
だから 人類の未来予想は、その先は不可能になると言う。
 
しかも博士は、現在Googleに採用されている。
 
『シンギュラリティ』は、GoogleをはじめとするITの最先端企業においては、常識となりつつあるリアリティなのだ。
 
 
当然、そうした科学技術の進化に恐怖を感じる人々もいる。
 
この映画では、人工知能の進化暴走(?)を食い止めようと、人類側が戦いを挑み人口知能を破壊してしまう。
 
・・・で、その結果はどうかというと、以前よりも不便な停滞社会が描かれている。
 
 
進化に対して、その反動はつきもの。
 
19世紀初めイギリスで、産業革命に反対する機会破壊運動(ライダット運動)が起こった。
 
しかし、どんなに機械を破壊しようとしても、進歩は止まらなかった事は歴史が証明している。
 
 
拡大再生産の資本主義社会への反省から、循環型社会だった江戸時代が理想だという学者もいる。
 
中にはもっと遡って縄文時代こそが理想的平等社会だと主張する人々もいる。
 
しかし宇宙は全て進化生成発展していくのが真実であり、江戸時代や縄文時代へ戻ろうとするのは不自然だ。
 
 
だから、我々はこうした技術的進化を全面的に肯定せざるを得ない。
 
そのためには、こうした技術的進歩を大胆に受け止められるように、我々人類の方も進化して行く必要がある。
 
 
動物と人間の最大の違いは、マインドの進化にある。
 
マインドの進化が、動物を人間へと導いた。
 
今度は、人間から新しい人間へ進化する必要がある。
 
 
このブログを読まれている方は、もう既に知っているだろう。
 
マインドからノーマインドへの進化こそが、新しい人間の誕生なのだ。
 
肉体や思考・感情から自由になること、それこそが本当の・・・
 
トランセンデンス(超越)!(* ̄0 ̄)ノ
 
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コメント

 拝啓、、、、。

      一歌

         ”静謐に

               混乱の音

                      意味成さず

                              雄弁は銀

                                     沈黙は金”

                    Yょㇼ

                                                  敬白

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