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温泉旅行

2015年1月30日(金) by キヨタカ

名古屋に住むヨガビの両親を訪問。

温泉旅行に行ってきた。

2人ともかなり高齢となり、寒い部屋に籠もりがちになっているので、連れ出す事にしたのだ。

 
あまり遠出するのもなんだから、名古屋から車で2時間程度という条件で調べた結果、
石鏡温泉に決定。
 
石鏡と書いて、「いじか」と読む。
 
私は知らなかったが、鳥羽のもう少し先にある眺望抜群の場所だった。
 
 
温泉に入りながら伊勢湾を一望に見渡せて、対岸の伊良湖岬も良く見える。1455_1_l
 
その間にあるのが、神島。
 
三島由紀夫の有名な小説”潮騒”のモデルとなった島だ。
 
 
夕食は、伊勢海老やアワビ、サザエ等の伊勢湾の美味尽くし。
 
贅沢な料理が並べてある紙製テーブルマットには、万葉集の歌が 。
 
Img_1398_5
潮騒(しほさゐ)に
 
伊良虞(いらご)の島辺(しまへ) 漕ぐ舟に
 
妹(いも)乗るらむか 荒き島廻(しまみ)を
(訳)
「潮流がさわさわとざわめく伊良虞の島のあたりを漕いでゆく舟に、今ごろ愛しいあの娘は乗っているのだろうか、あの波の荒い島の廻りを」
 
持統天皇の伊勢旅行にお伴した恋人を想い、都に残った柿本人麻呂が歌ったものだという。
 
恋人を一途に想う気持ちは、万葉の時代でも現代でも変わりはない。
 
”純真な恋”は、時代を超えた普遍的なものなのだろう。
 
三島由紀夫の小説の題名は、この歌から採用したそうだ。
 
 
高校時代に、”潮騒”を貪るように読んだ記憶が蘇る。
 
「その火を飛び越して来い。その火を飛び越して来たら」 少女は息せいてはいるが、清らかな弾んだ声で言った。
 
裸の若者は躊躇しなかった。

爪先に弾みをつけて、彼の炎に映えた体は、火のなかへまっしぐらに飛び込んだ。
 
2人が裸で対峙する、例の焚き火の名シーンなど、鼻血が出るほど興奮して何度も読み返したものだ。
 
あの頃は、実に純真だったな〜。
 
(今でも多少は純真だと思っているのだが・・・)
 
 
ヨガビによると、ご両親は親から無理やり結婚を押し付けられたので、愛とは無縁だ言うが・・・
 
余興で、数秘術の相性占いをしてみたら、『相性度はかなり良い』という結果に。
 
なんだかんだ言っても、こうして50年以上一緒にいる。
 
2人はきっと、深いところで愛し合っているに違いない。

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コメント

拝啓、、、。

         一句

              ”縁ありて

                         愛を深めば

                                      恋のよに”


                           Yょㇼ

                                                  敬白

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