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他人の目

2015年1月8日(木) by キヨタカ

「対人恐怖症」で悩んでいるという方々に、時々お会いする。

他人の目が気になってしかたがない。

他者の視線を前にすると、極度の緊張状態となり、自然に振る舞う事が難しくなるのだ。

 

Img543_file_7

実は 青春時代の一時期、私もこの症状に悩まされた。

今では、誰も信じてくれないだろうが・・・

他人の視線や思惑が気になってしかたなく、外出して買い物をするのも一大事だった。

 

しかしある日、とんでもない事実を発見した。

それまでは、無数の他者に囲まれた未知の世界の中に、不安に怯える小さな私が右往左往していた。

他人の世界で、恐怖におののきながら失敗しないように精一杯振る舞おうとしていたのである。

 

しかしよくよく考えてみると、他人が他人である事を認識しているのは、他ならぬこの私だ。

つまり、私が在る(I AM)から、他人が存在する。

他人とは、私という世界に登場するお客さんに過ぎない。

私こそが私という人生の主人公なのだ!

 

この新たな気づきは、非常に大きなものだった。

私の中で、主体と客体がグレンとひっくり返った。

そして、それまでの苦悩が一気に解放されたのである。

一夜にして、地獄がそのまま天国に早変わりだ。

 

残念な事に数週間後には、再び天国が地獄へと逆戻り(;д;)

それから再び天国が訪れるのには、長い長い時間が必要だった。

しかしこの世が地獄か天国か、それは自分次第なのだと体験的に知った事は大きかった。

おかげで、覚醒への道を歩み続ける事が出来た。

 

そもそもエゴとは、他人の目を通して形成された幻想に過ぎない。

青春時代に読んだ亀井氏の「愛の無常について」の中に、とても印象深い一節がある。

自己とは、自己の内部でなく、外部に閉じこめられている一種の「動揺」にすぎな いのではあるまいか。 

あるいは一の幻影。

 

人はそれぞれ背負っているカルマが違うので、それがいつ起こるか定かではない。

しかし 幻影から目覚めさえすれば、人はこの世の天国を謳歌できる事は確かだ。

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感想」カテゴリの記事

コメント

拝啓、、、、。

         一句

             ”偽物が

                      人の目気にして

                                    自己知らず”


 P・s、、、僕も酷い時がありました;=、=;今でも完治したとは言えませんね、、、、。
       この日誌を最後のキッカケに”グレン”と活かそうではないか!!!^。^
                                                              Yょㇼ

                                                  敬白

今の自分に深く入ってくる日記ですleftrightclear
いまだに人見知りで、人と目を合わせるのが照れちゃう感じなんですが、
よく考えたら人と目を合わせちゃいけない理由もないし、
挙動不振になっちゃいけない理由もないですし、
自分がいけないと思ってるから他人からダメだって言われてる様な気がしてただけなんですよね。
そもそも自分って言うのも他人って言うのも、いまこの瞬間頭の中沸き起こってる思考なだけですし...

なんとも単純なからくりです(^_^)
今度スカイプセッションするときはこのことをもっと話したいです!
失礼しました(^-^)/

Yさん

>人の目気にして 自己知らず

面白い表現ですネ!
いたづらに他人の目を気にする自己を笑い飛ばせる歌です。

にいみさん

その通りですネ。
自分で勝手に「他人からダメと言われる事」を想像してるに過ぎません。

それに気づくと、自分を束縛していた制限から解放されて、自由に羽ばたく事ができます!

前略、、、^^。

     TO MASTER

              ”幻影を

                    笑い飛ばすは

                              SELF(自己)なり”

           
 P・s、、、thank you sir ~~~~~ FROM   Y 

                                    草々                   

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