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狸奴白牯(りぬびゃっこ)

2015年2月22日(日)  by キヨタカ

〜ン!
 
『脳天をかち割られたような衝撃!』Photo
 
という表現がピッタリの出来事が起こった。
 
先週2人の友人の応援もあり、せっかくフェンスのネット補強をしたばかりなのに・・・
 
庭の鉄製フェンスに大穴があいているのを発見!
 
イノシシ恐るべし。
 
 
予算の関係で、とりあえず防護ネットを張りめぐした。
 
しかし「ネットの量が不十分」という近所のおじさんの指摘を受け、現在はネット増強中。
 
それでダメなら有刺鉄線→次に養生用の鉄柵→電気柵
 
と防衛手段をあれこれ画策。
 
最後の砦が鉄製フェンスと想定していたのに・・・
 
早くも想定外の出来事が起こってしまった(ρ_;)
 
どうやら人間の知恵を、遥かに凌駕する能力があるようだ。
 
 
ここでいつもなら大騒ぎするのだが・・・最近は余裕がある。
 
いつも通り(・・・と言っても4日目だけど)、お茶の用意をする。
 
今・ここには、穴もイノシシもない。
 
 
抹茶の点てながら、しみじみ思った。
 
野生って凄い!
 
野生動物の底力に、畏敬の念がふつふつと湧いてくる。
 
「畜生は人間より偉い」105touhaku_zensyusosi
 
とは、禅問答で猫を両断してしまった事で有名な、中国は唐のマスター南泉の言葉だ。
 
「だったら猫を殺すなよ!」
 
とツッコミたくもなるが、それはさておき・・・
 
碧眼録という禅問答の教科書には、南泉和尚の次の言葉が載っている。
 
三世諸仏有るを知らず、狸奴白牯(りぬびゃっこ)却って有るを知る
                                                 (『碧巌録』六十一則)
 
狸奴白牯とは畜生のこと。
 
「この世界に〝真実なもの〟があることは、三世(過去・現在・未来)に現われる仏たちでさえ気づかないが、むしろ狸や牛のような畜生の方がよく知っているぞ」
 
と和尚は看破したのだ。
 
 
よくよく考えてみれば、ここはもともとイノシシの居住区域。
 
今から50年前に、修善寺ニュータウンという別荘地域が開発された。
 
イノシシにとっては、人間の方が侵入者なのである。
 
 
イノシシとの戦いは、ちょっと一休み。
 
抹茶を一服
 
ほっと、一息ついて・・・
 
イノシシに敬意を払いつつ、共生の道を探ろう。

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コメント

拝啓、、、、。

           一句

                ”共生に

                         試行錯誤の

                                   行く末は、、、、、”


 P・s、、、、満員御礼!RE-member^^縁があった者達が知らず知らずにまた集う、、
        、、、楽しみです!!!
                           Yょㇼ

                                                   敬白
                       
   

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