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ステート オブ プレゼンス

2015年4月27日(月) by キヨタカ

 鏡の国の中に囚われている私たちは、刑務所内の囚人と似ている。Prison06_m
 
犯罪を犯した囚人とは違い、我々にはそこから脱獄する正当な権利がある。
 
 
脱獄する為には、先ず刑務所の塀までたどり着く必要がある。
 
刑務所なら、閉じ込められている塀が見えるけれど、鏡は透明だから囚われている事に気づく事すら難しい。
 
だから、どんなに鏡の中で苦しんでいても、
 
「人生ってこんなもんさ(ρ_;)」と諦めてしまう。
 
 
瞑想に志した我々は、非常にラッキーだ。
 
鏡の中に映し出されている対象物から、意識の鏡それ自身へと気づきのベクトルが逆転し始める。
 
そうすると、遅かれ早かれ「見えない鏡の塀」にたどり着く。
 
それがプレゼンスのワークだ。
 
「見えない鏡の塀」にとどまっている状態を、アジズは「ステート・オブ・プレゼンス」と呼び、絶えずこの状態に留まる事を奨励した。
 
「ア〜ユ〜、イン・ナ・ステート・オブ・プレゼンス?」
 
と朝から晩まで問われ続けて閉口したのも、懐かしい思い出だ。
 
 
しかし、プレゼンスのワークだけに留まっても、あまり意味がない。
 
それはちょうど、刑務所の塀にしがみついているようなもの。
 
塀から外へ脱獄して、初めて自由を満喫できる。
 
それが、ビーイングへ寛ぐあるいは手放すというワークだ。
 
 
プレゼンスとビーイングは、瞑想という車の両輪だ。
 
片一方だけでは、決して 先へは進めない。
 
左右の足を交互に使って、マラソンのような長距離も走れるようになる。
 
呼吸だって、吸ってばかりはいられない。
 
深く吐く事で、また深く吸う事が出来る。
 
 
アジズが初期の頃に奨励していた、『ステート オブ プレゼンスの確立』という方便を、今だに信じ込んでいる方々が時々いる。
 

Unknown

アジズ自身、そうした方便は放棄している事は、「アジズとの対話」以降の出版物で明確にしている。
 
実は「恩寵の扉が開くまで Ⅱ」は、『ステート オブ プレゼンスの確立』を金科玉条の如くに信じ込んでしまった方々に向けて出版されたとも言える。
 (参照→P155:アジズを超えて)
 
堀にたどり着いたら、即、こちら側へ飛び降りて解放される必要がある。
 
中にはこちら側で寛ぐよりも、「堀にしがみついていたい」と主張する人もおり、当惑している。
 
 
人はそれぞれユニークだから、それぞれが自分が正しいと信じた道を歩むしかない。
 
しかし、しがみついたままでは緊張状態だから不自然だし疲労困憊する。
 
やがて、塀から転げ落ちるだろう。
 
 
私としては・・・
 
「鏡の中ではなく、こちら側に転げ落ちてネ」
 
・・・と祈らざるを得ない。
 

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コメント

拝啓、、、、。

         一句

              ”見付けたら

                           探し続けず

                                         今に在れ”


 P・s、、、リトリートで「S・Pの確立」の話を聞いたときは、ギョッとしましたね=。=;
      (”恩寵の扉、、、”は何度も読んでましたが^^;)

       確立しているものを確立させ続け、「雨の日、曇りの日、晴れの日」の人生          を全部晴れの日にしようと、鏡を拭き続けてしまうかもしれません、、、、。

      クリシュナムルティの”受動的な凝視”で引っ掛かった、自分への罠をもう一              度繰り返す羽目に陥る危険性もありました(自分事ですが^^;)

       先へ指し示す、情報がありましたので、ドハマりになる事はありませんでし         たが、いずれ手放すS・Pに「確立・安定・結晶化,,,etc」などの言葉に執着して

      、歩き方が左、右、左、右というより、ケン、ケン、パッ、ケン、ケン、ケン、パッ
ケン、ケン、パッ((笑))というリズムになるのは避けたいですね^。^;

      楽しいかもしれませんが、疲れそうで、遅くなりそうですね?!

      、、、、まぁ考えがはっきりとしたという思い出話に、またなってしまいました。

                            ((^^;))Yょㇼ

                                                  敬白   

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