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他人を攻撃せずにはいられない人

2015年7月26日(日) by キヨタカ

 精神世界や宗教にのめり込む人の中には、『優しい人』がかなり多い。
 
とても『良い人』であり、性善説の世界観を自然に持っている。
 
困った人があればなんとか助けようとし、助けられないと『自分のせい』だと思い込む。
 
両親から大切に育てられ、幼少期のトラウマが少ないから、とても純真だ。
 
社会の修羅場で奮闘中の人々から見れば、『お目出度い人』に映るだろう。
 
 
そういう人は、とてもスムーズに社会生活を送れるかと言うと、そうも行かない。
 
普通の人以上に他人から攻撃されたり、被害にあったりする場合もある。
 
人間社会というのは、一筋縄ではいかないものだとつくづく思う。
 
 
私なんかも、かなりお目出度い方。
 
「キヨタカさん、どう思いますか? どうしたらいいですか? ?」
 
と相談されるので、真摯に相手の事を思いやり正直に答えると・・・
 
「そんな事を言うなんてヒドイ、とっても傷ついた\(*`∧´)/」
 
と叱られて・・・
 
こちらが平謝りするまで執拗に攻撃される事が、以前は良く起こった。
 
最初は、なぜ相手が突然怒るのか理解できなくて、キョトンとするのだが・・・
 
「相手への気遣いが足りなく、申し訳なかった(ρ_;)」
 
と罪悪感を感じて、結局は猛省する羽目に陥るのである。
(どこかで、ハメられた感は拭えないのだが・・・)
 
 
そんなお目出度い人が読んだら、結構役立つと思われる本を読んだ。
 
精神科医の片田珠美さんの本だ。Images
 
著書の一部を紹介しよう。
 
相手に罪悪感を抱かせるうえで何よりも有効なのは、自分が被害者のふりをすることである。   
 
そうすれば、自分の責任は全て否認できるのだから。 
 
そのため、何か具合の悪いことがあっても、悪いのは常に他の誰かであり、自分はあくまでも被害者なのだという印象を周囲に与えようとする。
 
 ターゲットにされやすいのが、誰かが困っているとすぐに同情して、助けてあげたい、慰めてあげたい、守ってあげたいなどと思うような人なのは、決して偶然ではない。
 
こんなふうに優しい人は、少しでも責められると、悪いのは自分なのかと罪悪感を抱きやすいので、攻撃対象として打ってつけなのである。
 
 
これを読めば、けっこう救われる人もいるのではないか?
 
 
問題は、「他人を攻撃せずにはいられない人」の側なのに、自分は「攻撃される人」の側と心底思い込んでいる人たちの事。
 
この本は、他人から攻撃されて苦悩している患者の声を分析したもの。
 
だから攻撃する側の人が読んでも、その事にはなかなか気づけないだろう。
 
攻撃される被害者が、実は別の人に対しては攻撃側に転じる事も多々あるから、実際にはさらにややこしい。
 
 
私としては、なんとかその事を相手に伝えられないものかと苦慮するけれども・・・
 
片田さんは達観している。
 
ほとんどの場合、攻撃欲の強い人は変わらない。

自分の過ちや間違いを認めようともしない。

・・・

「あなたのせいで不幸になった」とか、

「あなたのせいで仕事がうまくいかなかった」と責められたら・・・

「私にそんな力があるとは思えませんけど」と答えるのがいいかもしれない。
 
との事である。

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コメント

拝啓、、、。

     一歌

         ”幻想は

               内を責めたり

                       外を責め

                             マインドゲームは

                                        カルマで遊ぶ”

                       Yょㇼ

                                                  敬白

愛あるトピック有り難うございました。


「私にそんな力があるとは思えませんけど…」


あはは、この返し、痛快ですね。


適切な合気道の技で、毒が中和無効にされたかのような場面が浮かびました。


本来、使わなくっていいところにエネルギーを持ってかれるのは、本当に不本意ですものね。


フーマンが、光と繋がらない限り、何事も上手くいかないでしょう的ことをおっしゃっていたと思います。
違っていたら、すみません。


それが成就するよう、エッセンシャルな修養をしつつも、目の前にある問題に対する特効薬、つまり、このような著書があることは、本当に有難いです。


私も書店に行って、チェックしてみたいと思います。

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