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老い

2015年10月25日(日) by キヨタカ

 一週間の実家滞在を終えて、先ほど修善寺へ戻った。
 
母が帯状疱疹で寝込んだのが、今から6年前。
 
それからは、毎月修善寺と実家を行ったり来たり。
 
延々と、この生活パターンを続けている。
 
なんだか、「賽の河原に石を積んでいる」ような気持ちになる。
 
 
しかし諸行無常の世の中、現れるものは全て消えていくのが真実。
 
この生活パターンも、いつの日か終わりを迎えるのだろう。
 
おかげさまで母は元気だが、会うたびに確実に老いが進行しつつある。
 
毎回一緒に病院へ行く度に、血圧や頻尿等々の薬を処方される。
 
しかし、老いは病気ではない。
 
誰にでも例外なく訪れる厳然たる事実だ。
 
 
母を何とか助けたいと思っても、老いに関する根本的な事実に立ち向かう術はない。
 
『おほよそ無常忽ちにいたるときは、国王・大臣、親昵・従僕・妻子・珍宝、たすくるなし、ただひとり黄泉に趣くのみなり。』
 
学生時代に知った道元禅師の言葉が、今は切迫感をもって心に響くようになりつつある。
 
母の老いを通して、人生で一番大切な事は何かを、再度確認させてもらっている。
 
実に有難い事だ。
 
 
 
ところで、某氏からのセッションに関する問い合わせについて返事をした所‥
 
先ほど、
 
いつになるかわかりませんが、いつか申し込みをしたいと思います。
 
と言う返事を頂いた。
 
「いつか、ではなく今ですよ!」と返事をしようとしたのだが、やめた。
 
意識の目覚めには、魂の奥底から湧き上がる切迫感が必要だ。
 
それがない限り、単なるマインドのゲームになってしまう。
 
「今日が最期の日」という切迫感と、いつあの世へ旅立っても大丈夫という「大安心」とがユニークに統合された人生を歩みたいものである。

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コメント

拝啓、、、、。

      一句

            ”思いやる

                         気持ちが胸に

                                         響くかな”


 P・s、、、ビッグ・バージョン、ハートに響きましたm(_ _;)m

                              Yょㇼ

                                                  敬白

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