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悟りの木

2015年11月8日(日) by キヨタカ

OSHOの伝記映画: The Rebellious Flower が、まもなく一般公開されるそうだ。

You Tubeの予告編を見たが、なかなか面白そう。

公開が楽しみ。




上記の冒頭で、OSHOが木の下で座っている場面がある。
 
OSHOの講話によると、
 
『 21歳の時、ジャバルプールのバンヴァータル庭園にあるモールシュリ の木の下で光明得た』
 
と言う。
 
OSHOが悟りを開いた状況を、自ら語った講話は非常に美しい。
 
映画の中でも、どうやらその講話を10分間そっくり引用しているらしい。
 
 
実はインド滞在中に、OSHOの悟りにあやかろうと、『悟りの木』を求めてわざわざジャバルプールにまで出かけた事がある。
 
インドの埃りまみれの薄汚れた寝台列車に1日近く揺られて、ようやくジャバルプールに到着。
 
現地のOSHO瞑想センターを訪ねて、そこで教わった情報を頼りに、お目当てのモールシュリの木をようやく探し当てた。
 
それまでにOSHOの例の講話を何度も聞いて、妄想が勝手に膨らんでいた。
 
『この木の下で座れば、悟りの一瞥を得られるかも』と、大いに期待したのだが・・・
 
実際には、インドのありふれた公園の、どこにでもありそうな木だった。
 
 
妄想と現実のギャップがあまりにも大きくて、悟りの木の下での瞑想もそこそこに、記念の葉っぱを一枚失敬して、早々に引き上げた事を、懐かしく思い出した。
 
 
記念の葉っぱは、長年の間、OSHOの写真と共に大切に飾っていた。
 
しかしある時、外側に頼る事を一切やめる決意をして、写真も葉っぱも手放してしまった。
 
 
 
最近では、OSHOが偉大な覚者として、世界中で社会的に認知され始めているようだ。
 
社会の秩序を乱す危険人物として、世界各国からテロリスト並みにマークされていた時代からすると雲泥の差だ。
 
 
生前のOSHOは、語っていた。
 
『生きているマスターは危険だ。
 
死んだマスターは安全だから、世間も安心して認めるようになる。』
 
反逆者OSHOのストーリーが一般劇場で公開される事自体、OSHOの反逆性がかなり薄まってしまったようで寂しい。
 
これも時代の流れだから、仕方あるまい。
 
 
この映画が一般公開されると、例のモールシュリの木も、聖なる木としてブッダガヤの菩提樹並みになるかも知れない。
 
しかし、お釈迦さまが悟ったからと言って、ブッダガヤの菩提樹の下で悟ったという覚者は聞いた事がない。
 
柳の下に、二匹目の泥鰌はいない。
 
覚者の真似をしても、覚者にはなれない。
 
人は誰もが、ユニークな存在だ。
 
あなたにふさわしい唯一の場所で、あなたという唯一の覚者が顕現しますように! 
 

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コメント

拝啓、、、、。

      一句

            ”死して尚

                          反逆の華

                                        散り逝かず”

                     Yょㇼ

                                                  敬白

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