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精神世界の海

2017年3月28日(火) by キヨタカ

 栃木県那須町で起きた雪崩事故で8人死亡、という痛ましい事故が起きた。
 
同じ栃木県出身者として、とても他人事とは思えない。
 
そもそも毎年必ず遭難者が出る冬山登山なんて、危険きわまりない。
 
冬山登山をする人の気持ちが、さっぱり解らない・・・
 
と昔は思っていた。
 
 
しかし、ウィンドサーフィンに親しむようになってからは、彼らに共感を覚えるようになった。
 
最近、真冬に強風の荒海で行うウェーブにハマってからは、特にそう。
 
自分の限界を超えてたどり着いた先で、初めて垣間見る事が出来る大自然の神秘。
 
それに触れると何度でもチャレンジしたくなる衝動が、私たちの中にはある。
 
 
今リーラスペースの庭を手伝ってくれているMさんも、そんな山男の一人。

Image1今シーズンも、標高5千メートル近くのヒマラヤの単独トレッキングを敢行!

空気が薄くて呼吸困難になったり、道に迷い遭難しそうになったりしたりしながら、
 
代償の果てにようやくたどり付いた先で遭遇する絶景。
 
人間のちっぽけな力では足元にも及ばない、大自然の壮大な神秘の次元に触れると・・・
 
もう後には戻れない、危険な領域へと踏み込み始める。
 
 
「どうせまた、来シーズンもヒマラヤへ行くんでしょ?」
 
先日、Mさんに尋ねた所・・・
 
「いえ、もうヒマラヤはいいです」
 
と意外な答えが返ってきた。
 
 
Mさんの話によると・・・
 
苦労の末に、目的の絶景ポイントにようやく到着。
 
その美しい風景を堪能していると、向こうから戻って来た外人トレッカーがその風景を指して・・・
 
「あそこのポイントまで行けば、もっと素晴らしい景色が見えるよ!」
 
と声をかけて来たそう。
 
その時に、こんな理解が起こったという。
 
「確かにあそこまで行けば、ここよりももっと美しい光景が見られるだろう。でもこの美しさも、あそこで見えるはずの美しさも、同じ外側の対象物の美しさに過ぎない!」
 
山男の楽しみをあっさりと捨て去り、内面の広大な未知の領域への旅を謳歌し始めたMさんの今後がとても楽しみだ。
 
私も、いずれこう答える日が来るのだろうか?
 
「最近、海には行かないの?」
 
「外側の海はどんなに広大でも、対象物に過ぎない。
 
それよりも、内面の広大な精神世界の海を自由に泳ぎ回る方が遥かに楽しいよ♫」

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