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実家にて

2018年7月6日(金) by キヨタカ

 私の家は親戚の数が多く、従兄弟も入れると100人を優に超える。
 
形式ばった付き合いは苦手なのだが、実家に帰るとそうも行かない。
 
親戚やら母の知り合いが我が家を訪問する度に、どうでも良い会話に付き合う事になる。
 
 
先日帰った時も、母が懇意にしていた着付けの先生が来訪。
 
母が関係していた世界ではかなり成功しているそうだが、やたら元気で外交的なこの手のタイプは特に苦手・・・(ρ_;)
 
 
ところが久しぶりに会話をしてみると、とても深く繫る感覚があり驚いた。
 
聞けば昨年の始めに突然夫を亡くし、精神的危機をようやく乗り越えたところだそう。
 
以前のように賑々しい一方的なお喋りは影を潜め、相手に対して心を開きじっくり耳を傾けるスペースが生まれている。
 
だから、話題が日常会話を超えてお互いの生死感やら瞑想にまで及び、とても有意義な時間を過ごす事ができた。
 
突然の夫の死が、彼女にとても大きな変容をもたらしたようだ。
 
 
身近な愛する人を失った悲しみは、察するに余りある。
 
通常は敢えて用事を作って忙しくしたり、酒やテレビや趣味等々で穴を埋めようとする。
 
しかしいくら誤魔化しても、もがけばもがくほど虚無感に苛まれる事になる。
 
むしろこの穴を埋める事なくあるがままにそっくり受け入れることで、他人をそのまま受容する新たなスペースが生まれる。
 
その意味では、愛する人を失う体験は精神的に成長する大いなるチャンスとも言えるだろう。

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