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U理論(Theory of U)

2018年10月4日(木) by  キヨタカ

『これは凄い本だ! 世界が変わるぞ!!』

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そう思える本は滅多にないが・・・
 
オットー・シャーマー著『U理論』は、
それに該当するかも知れない。
 
一応経営学のカテゴリーに属するが、そんな分類はナンセンス。
 
読者は、混迷の極みの世界情勢から抜け出す鍵をこの本から見出すだろう。
 
新しい世界を創造しようとする人々にとって、『21世紀の指導原理』的役割を果たすに違いない。
 
だから、凄い。
 
 
ここで説かれている理論はとても奥深いが、単なる学者が説く机上の空論ではない。
 
既に世界中の人々が熱心に読み込み、ベストセラーとなっているそうだ。
 
実際に様々なビジネスや組織運営等々で幅広く応用され、様々なフィールドで大きな成果をあげつつあるらしい。
 
 
スピリチュアル方面へのアンテナはかなり幅広く張り巡らせていたつもりだが・・・ 
 
経営とか組織論への関心が薄かったせいもあり、その存在に全く気付かなかった。
 
一生の不覚shock  
 
もうすこし早くこの本に出会っていたら・・・(ρ_;)
 
とは思うが、今まさにベストのタイミングで出会うべくして出会った本なのだろう。
 
 
読んでいる間に、自分の意識がどんどんとクリヤーになっていくので驚く。
 
何が凄いのかと言うと、個人の意識変革と、組織ひいては世界の変革の壁を取り払い、個人が積極的に新しい世界を創造していくための具体的ツールが明確に示されている所だろう。
 
ニュートン力学から量子力学へのパラダイムシフトが、ようやく我々の具体的生き方に肯定的に影響を及ぼす可能性が垣間見えるのだ。
 
 
私の瞑想会では、意識の光を(プレゼンス・ビーイング・ハート)と3つに分けて
段階的に自然に源泉へと導かれるようにしている。
 
それがなんとU理論の要となっている点も凄すぎて涙が出そう゚゚(´O`)°゚
 
 
残念ながら500ページと恐ろしく分厚くて学術的引用も多く、かなり気合を入れないと一気に読破するのは難しい。
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その結果、本当はとてもシンプルなのに、U理論を非常に複雑に感じさせてしまう。 
 
 
その欠点を補うべく出版された本が、「マンガでやさしくわかるU理論」
 
U理論が実践的応用も踏まえ、 とても良く噛み砕いて 説明されている。
 
時間のない方には、こちらの方がオススメだ。
 
 
たっぷりと時間と熱意のある方は、「出現する未来」も読むと面白い事この上ない。

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U理論が成立するまでの背景が、ストーリー形式で見事に描かれている。  
 
とてもスリリングで、私が映画監督だったら早速映画化の交渉に乗り出すところだ。
 
オットー・シャーマーを含む4名の学者の対話がベースになっているが、私がイメージしていた「学者像」が完全に見事に破壊されてしまった。
 
彼らの妥協なき真理追及の鋭さと誠実さに、心が打ち震える。

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感想」カテゴリの記事

コメント

企業の吸収合併による異なるカルチャーを持つ人材のリソースを有効に活用し、急激に変化している価値観に対応するにはPDCAにしてもOODA にしてもその限度があるのでしょうね。

そこで、『自身の創造性を高め、チームや組織に一過性の変化ではなく真のイノベーションをもたらす』ことが求められるのは時代の必然に思われます。

天台宗の僧籍を持つ苫米地英人のコーチング 知っていますか。

煩悩即菩提に立脚し、『イノベーション』、そして自己を知るという観点でおもしろいです。

今自分が安定しているいる状況からかけ離れている『HAVE TO』ではなく『WANT TO』の未来からとらえたゴールを設定することで今までの世界の捉え方(内部表現)を見直さざるをえなくなり(今まで見えなかったことが見えて来る)、そして十分に利用されていなかった無意識を利用する。

組織論という点では「コンテンツが大事」というようなこと以外、何を述べているのか知りませんけど。

nishokさん、コメント有難う。

>苫米地英人のコーチング 知っていますか

何冊か、書籍を読みました。
かなり頭の良い方のようですね。「エフィカシーをあげコンフォートゾーンを広げる」というコーチング、素晴らしいです。OSHOの事もかなり評価されているようですね。
個人的には、『上から目線』が強烈過ぎて、お友達としては付き合いにくい感じです( ; ; )

確かにYOUTUBEなんかの公の彼は、頭のきれる腕白小僧・お山の大将のように僕には見えます。

そして、彼のコーチングの公の定義は『クライアントのエフィカシー(目標達成能力の自己評価)を上げること・マインドの使い方を伝えること』なので、煩悩丸出しのキャリアアップを目指す生徒達に対するエフィカシーを保つデモンステレーションも大いにあるのではないかとも感じます。

ところで、彼の僧侶としてのというか、他のビジネス以外の目的は煩悩即菩提の道を提案しているものと僕は思っています。

僕の理解は次の通りです。

今いるコンフォートゾーンの外側に敢えて外れる、未来の自分が望むHAVE TOではなく WANT TOのゴールを設定する。

すると、意識的マインドでは過去からかけ離れたゴールに対して過去の蓄積から対処しようとしてもどうしようもなくなる。これまでの世界の見方・捉え方が通じなくなる。彼の言葉では、これまでの過去の盲点=スコトーマによって世界が充分に見えてないことを脳が認知する。

ここで、脳ではホメオスタシスの原理が働いてゴール達成に向けての新たな世界の見方をと対応法を見つけていく。

コンフォートゾーンから外れることはストレスをもたらすので、アファメーション等のエモーショナルコントロールによって、さらにコーチャーの援助でエフィカシーを保つ。

この繰り返しによって、スコトーマ(盲点)が消え、また新たに形成され、消え・・・・を繰り返し、やがてスコトーマが消え去る、煩悩即菩提に至る可能性を示している。こんな大雑把な理解です。 

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